


コーチングとはクライアントが
自ら未来を切り拓くことをサポートする行為です。
コーチはクライアントの過去に一切とらわれず、
クライアントの未来にしか関わらないのが特徴です。
コーチはクライアントへの関わりを通して、
過去は未来に一切、影響を与えられないという
信念をクライアントの中につくり上げていきます。
創造性の限界をつくらず、現状の外側にある未来を
創りつづける本物のリーダーを育成し、輩出する。
そのためにコーチングは存在します。

なぜ
コーチン
グ
の
な
か
?
なぜコーチングが現代において重要なのか。
変化が激しく、日々複雑性が増す現代では、
過去にどれだけ素晴らしい成功をしたとしても、
その勝ちパターンの延長線上にて、本当に望む
未来の機会を創出することは不可能です。
そのような環境下において、
現状での最適解を出し続けたとしても待っているのは「衰退」であり、
良くても「現状維持」止まり。
大きな飛躍を実現することはできません。
大きな飛躍をつくり出す未来とは、
現在から想定できる未来の外側に存在し、
コーチングはその未来の創造を支援します。
1.
理論編:「内側から人を動かす」とはどういうことなのか?
「内側から人を動かす」には「内部モデル」(ビリーフシステム)を変えることが必要となる。「内部モデル」とは、認知科学において外部刺激と行動とをつなぐ情報処理のモデルであり、自身が持っている価値観などの信念体系である。ごく簡単に言うなら、「ものの見方」のことだ。
我々は無意識の内に、触れる情報に対して良し悪しなどの評価をしたり、価値の高い低いをそれぞれの重要性に従って判断、行動している。
認知科学がリーダーシップに与える最大の示唆は、内部モデルが変わると行動が変わるということである。
「世界をどんなものとして見ているか」が人によって違うからこそ、同じリーダーの下で同じ仕事をしているメンバー間でも、その行動は千差万別となる。
例えば、同じ上司から出された指示を受けて、すぐにアクションを起こせる人とそうでない人がいる。その指示を受けて「簡単にやれる」という認知を持つAさんはすぐにアクションに起こせるが、「絶対に無理」という認知を持つBさんはどうしても動く気になれない。
ここで大切なのはBさんは「やる気がない」からパフォーマンスが低いのではないということだ。ここで部下のやる気を外因的な「プレッシャー」や「報酬」で高めようとしてもうまくはいかない。BさんもAさん同様に「簡単にやれる」という内部モデルに書き換われば、リーダーが何もしなくても自然と動けるチームに生まれ変わることができる。

2.
実践編:自然に生まれ変わる組織とは
人を動かす原理が「外因的」なものから「内因的」なものにシフトしている背景を受け、下記の5原則を実践していくことが非常に重要となる。
①Have toを捨てる ②まず決断、プロセスはあと ③パーパスの自分ごと化 ④メンバー全員Want to ⑤フィードフォワード
部下がたるんでいると感じたり、チーム内の熱量差が気になったりした時には、常にこの5つの観点から自身のリーダーシップを見直してみよう。
そして何よりもリーダー自身が現状の外側のゴールを置き、自社のパーパスとの整合性を保てているか。
リーダー自身と各メンバーが承認欲求や外圧から解放され、各自のゴールに対するセルフエフィカシーを高めていくと、やがてチームが会社組織のエフィカシーも伸び始める。まずは30%を超えるメンバーのエフィカシーが変わってくると、チームが大きく進化するのを実感できるはずだ。
③ パーパスの自分ごと化
④ メンバー全員Want to
⑤ フィードフォワード
② まず決断、プロセスはあと
① Have toを捨てる